借地権の評価額とは

借地権の評価額と言われるものは、相続税を算出するためのものであって、実際にその評価額で取引がされるものではありません。また、借地権だけを取引することは非常に少ないものです。なぜならば、底地と切り離してしまうと借地権の価値は大幅に下落してしまうからです。

借地権だけの売買をするときには個人でそれを行う場合とも取引額に大きな差が生まれてしまいます。借地権を売る際に驚くような低価格で手放すようなことも個人のレベルでは起こりえます。借地権の処理を行う場合には、個人で行うことは避けて専門家にその相談をするようにするのは賢いやり方と言えます。

借地権と底地の関係はコーヒーカップのようなものであると考えると分かり易いものです。コーヒーカップはそれ自身で役にはたちますが、カップとしての価値はソーサーが無くては下がってしまいます。それと同じようにどんなに便利で魅力的着地圏であっても、低地なければ、その価値は過少評価されてしまうことになります。例えば、底地と借地権をそれぞれ別に売買した時の取引価格の総額は、まとめて取引した場合の評価額の総額の半分以下となってしまうこともしばしばです。

借地権のみの取引の場合は、必ず底地の所有者の承認が必要になります。更には、手数料を所有者に支払わなくてはなりません。借地権の取引相場は非常に流動的な部分が多いので、どのように対処すればいいのかについて困ったら、不動産屋さんなどに相談してみるといいでしょう。